AI時代でもSEOは必要だが従来のキーワード詰めや被リンクは終わり。AIは検索エンジンの情報を参照するため、まず“本物の情報”と文脈理解が評価の核になる。E-E-A-Tを高め、検証可能な事実(日付・数字・実績)を積み上げ、読者目線の実体験を活かした分かりやすい構成が鍵。
- AIは検索エンジン情報を参照するため、本物の情報と文脈理解が核になる
- 従来のSEOは終わり。新しいSEOは実体験・検証可能な事実・E-E-A-Tを重視
- 読者視点で実体験を活かし、日付・数字・実績の裏付けを示すとともに、構造化・FAQ・見出し整理で分かりやすさを高める
こんにちは、Room8オーナーの鶴田です!
最近、Threadsでこんな投稿を見かけたんですよ。「このAI時代にSEO論必要なんか?」って。
で、これ見て思ったんですけど、確かにChatGPTとかPerplexityで調べ物する人、めちゃくちゃ増えましたよね。Google検索使わなくなってきてるし、「SEOって今さら意味あるの?」って思う気持ち、わかるんですよ。
でもですね、僕的には結論が違うんです。
AIが参照してるのって、結局検索エンジンなんですよね。
ChatGPTはBingを使ってるし、GeminiはGoogleを使ってる。つまり、SEOに全く現れない商品やサービスを、AIが紹介することはほぼないわけです(OpenAIとかが学習データに直接入れない限り)。
だから「SEO不要」じゃなくて、正しくは**「これまでのようなキーワードを埋め込むSEO対策は意味がなくなる」**って話なんですよ。
この記事では、AI時代のSEOがどう変わるのか、そして僕たちは何をすればいいのかを、Room8でのコワーキング運営の経験も交えながら解説していきます。
AI時代に「SEOはオワコン」と言われる理由

AI検索の台頭でGoogle離れが加速?
まず、なぜ「SEOはオワコン」って言われるようになったのか、整理しておきましょう。
一番大きいのは、やっぱりAI検索の台頭ですよね。ChatGPT、Perplexity、Gemini、Claude。調べ物する時に、もうGoogleじゃなくてこっち使う人、増えてるじゃないですか。
実際、ChatGPTのアクティブユーザー数は4億人を突破したって報道もあります。で、Google検索の「AI Overview」(旧SGE)も導入されて、検索結果ページでAIが要約を表示するようになった。
これが何を意味するかっていうと、ゼロクリック検索の増加なんですよ。
検索結果を見るだけで満足しちゃって、サイトにクリックしない。どんなに検索順位1位を取っても、ユーザーがサイトに来てくれない。そりゃ「SEOって意味あるの?」って思いますよね。
テレアポSEO業者の「キーワード順位」神話
で、もう一つ面白い話があって。
僕のところ、まだ「SEO対策します!」ってテレアポ、めちゃくちゃ来るんですよ。で、何するんですかって聞くと、大体「キーワード最適化して、被リンク増やして…」みたいな。
つい最近もこんな電話が来ました。
「Room8さん、春日井 コワーキングスペースで1位を狙えます!1位になれば認知が高まってお客様増えますよ」って。
で、僕が「うち、そのワードもう1位なんですけど」って言ったら、相手が「じゃあ、愛知 コワーキングスペースは?」って返してきて。
これ、実話なんですけど、このエピソード自体が検証可能なんですよ。だって、実際に「春日井 コワーキングスペース」でGoogle検索すれば、Room8が1位かどうか確認できるじゃないですか。
嘘書いたら一発でバレる。だから本当のことしか書けない。
いや、じゃあって何よ、って話なんですよ。
「愛知 コワーキング」で検索する人って、実際に行く気ある人じゃないと思うんですよね。本気で探してる人は「春日井 コワーキング」とか「名駅 コワーキング」とか「栄 コワーキング」とか、もっとピンポイントの地名で検索するじゃないですか。
「愛知」なんていう大きなワードで検索する人って、調査目的とか比較記事書くとか、別の目的があるはずなんですよ。例外があるとすれば「愛知 起業特化 コワーキング」とか、明確な差別化要素がある場合だけ。
つまり、この業者さん、検索意図を全く理解してないんですよね。
キーワード順位を上げることだけが目的になってて、「そのキーワードで上位取って、で、実際にお客さん来るの?」っていうビジネスの本質が抜け落ちてる。
これこそが、AI時代に終わるSEOの典型なんです。
でも結論、AIが参照してるのは「検索エンジン」なんですよね

ChatGPTはBing、GeminiはGoogleを使っている事実
さっきも言いましたけど、ここ、めちゃくちゃ重要なんで改めて。
AIは結局、検索エンジンのインデックスを参照してるんですよ。
2023年のMicrosoft Buildで公式に発表されてますけど、ChatGPTにはBingがデフォルトの検索エンジンとして組み込まれてます。Perplexityも、独自クローラで収集したデータに加えて、BingやGoogleの検索ランキングシグナルを活用してる。
つまりどういうことか。
SEOに現れない情報を、AIが紹介することはほぼないんです。OpenAIとかが学習データに直接入れれば別ですけど、基本的にはWeb上でちゃんとインデックスされて、検索エンジンに評価されてる情報じゃないと、AIも参照できない。
「AI検索の時代だからSEO不要」って言うけど、順序が逆なんですよね。まずSEOで検索エンジンに評価されないと、AI検索でも引用されないわけです。
「SEO不要」じゃなくて「SEOは進化する」が正解
だから正しくは、「SEO不要」じゃなくて**「SEOのやり方が変わる」**って話なんですよ。
従来型のSEO(キーワード詰め込み、被リンク大量獲得)は終わります。でも、AI時代の新しいSEO、つまりAIO(AI最適化)やGEO(生成エンジン最適化)と呼ばれるものは、むしろ重要性が増してる。
で、これって実は対立じゃなくて共存なんですよね。SEOで検索エンジンに評価されて、その上でAIに引用されやすい構造にする。両方必要なんです。
今は「従来のSEO → 新しいSEO」への移行期。だから混乱してるだけで、本質的には「良質なコンテンツが評価される」っていう方向性は変わってないんですよ。
終わるのは「小手先のSEO」、必要なのは「本質的なSEO」

従来型SEOの終焉
じゃあ、具体的に何が終わるのか。
キーワード密度2-4%で最適化!
これは完全に終わります。
なぜかっていうと、検索がセマンティック(意味的)になってくるから。AIは文脈を理解して、検索意図を読み取る。だから「このページに『コワーキング』って単語が何回出てくるか」じゃなくて、「このページはユーザーの疑問に答えてるか」を見るようになるんですよ。
従来の検索エンジンは、キーワードのマッチングがメインでした。だからキーワードを詰め込めば、ある程度効果があった。
でも今のAI、特に大規模言語モデル(LLM)は違います。文章全体の意味を理解して、文脈の中でどういう情報が書かれてるかを判断する。キーワードの羅列なんて、一瞬で見抜かれる。
じゃあ被リンクやメタタグは?
これは微妙なラインなんですよね。
被リンクは、「買う」とか「相互リンクを大量にやる」みたいな小手先のテクニックは終わります。でも、良質なコンテンツがあって、自然に引用されて被リンクがつく分には、まだ意味あると思うんですよ。だって、他のサイトから誘導されて見つかりやすくなるわけだから。
メタタグも同じ。コンテンツが薄いのにメタタグだけ最適化しても無意味。でも、ちゃんとしたコンテンツがあって、それを補完する形でメタタグを設定するなら、多少は効果ありそう。
つまり、コンテンツが最重要で、技術的な要素は「補完」の位置づけってことなんですよね。
AIが理解するのは「文脈」と「検索意図」
もうちょっと具体的に言うと、AIは自然言語処理(NLP)の技術が進化してて、こういうことができるようになってます。
- 文章全体の文脈を理解する
- ユーザーの検索意図を推測する
- 複数の情報源を比較して、信頼性を判断する
- 矛盾や不正確な情報を検出する
だから、表面的にキーワードを並べてるだけの記事とか、他のサイトからコピペしてつぎはぎした記事とかは、もう通用しないんですよね。
逆に言うと、ちゃんとユーザーの検索意図に応えて、文脈的に価値のある情報を提供してれば、キーワードを意図的に詰め込まなくても評価されるってことなんです。
テレアポ業者エピソードの深掘り
さっきの「愛知 コワーキング」の話に戻りますけど、これ、まさに検索意図の理解の問題なんですよ。
実際にRoom8に来てくれるお客さん、どうやって見つけてくれてるか分析したら、ほぼ全員が具体的な地名で検索してるんです。
「春日井 コワーキング」 「春日井 レンタルスペース」 「春日井駅 仕事スペース」
こういう検索をする人は、今すぐ行ける場所を探してるんですよね。検索意図が明確。
一方で「愛知 コワーキング」って検索する人は、たぶん愛知県全体の相場を調べてるとか、比較記事を書こうとしてるとか、まだ具体的なアクションに移ってない。
だから、「愛知 コワーキング」で1位取っても、実際の集客にはつながりにくいんです。
これ、AI時代はさらに顕著になります。AIは検索意図を理解するから、「この人が本当に求めてる情報は何か」を判断して、最適な回答を返すんですよ。
表面的なキーワードマッチじゃなくて、本質的に役立つ情報かどうか。ここが問われる。
AI時代に求められる「本物」とは

E-E-A-Tがさらに重要に
じゃあ、AI時代に評価されるコンテンツって何か。
答えは、E-E-A-Tです。
これ、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてる概念なんですけど、2022年12月に「Experience(経験)」が追加されて、E-A-TからE-E-A-Tになりました。
- Experience(経験):実体験に基づいてるか
- Expertise(専門性):専門知識があるか
- Authoritativeness(権威性):情報源として認知されてるか
- Trustworthiness(信頼性):正確で誠実か
で、AI時代になって、これがさらに重要になってるんですよ。
なぜかっていうと、AIが生成する情報って、基本的には既存の情報の組み合わせなんですよね。ChatGPTに「コワーキングスペースの選び方」を聞いても、出てくるのは一般論。無難で平均的な回答。
でも、実際にコワーキングスペースを運営してる僕が書く記事は違う。
例えば、「Room8は春日井 コワーキングスペースで検索1位です」って書いたとします。これ、今すぐググれば確認できるじゃないですか。嘘書いたら一発でバレる。
「Room8は2014年からコワーキングスペース初期から営業してます」も同じ。開業年なんて調べればわかる。
「このブログ、毎日更新してます」って言ったら、アーカイブ見れば本当かどうか確認できる。
つまり、客観的に検証可能な事実を積み重ねてるんですよ。
まあ、正直言うと、AIも架空の体験談は書けるし、人間だって嘘書こうと思えば書けるんですけどね。
でも、検証可能な事実を混ぜておけば、嘘はつけないじゃないですか。
「本物」の証明 = 検証可能な事実
ChatGPTが書いた記事って、読めばわかるじゃないですか。なんか無機質で、「ですます調」が続いて、でも内容は薄い。
これ、AIが既存の情報を平均化して出力してるからなんですよね。
で、問題は、人間も同じような記事を書けちゃうってことなんですよ。他のサイトからコピペして、ちょっと表現変えて、それっぽくまとめる。これ、AI生成と変わらないじゃないですか。
架空の体験談だって書けちゃう。「月100万円稼ぎました!」とか「お客様から感謝されました!」とか、いくらでも盛れる。
じゃあ何が差別化になるのか。
検証可能な事実を出せるかどうか、なんですよね。
例えば、僕がRoom8について書くとき:
- 「2014年からやってます」→ 開業年は調べれば確認できる
- 「春日井 コワーキングで1位です」→ 今すぐググれば確認できる
- 「毎日ブログ更新してます」→ アーカイブ見れば確認できる
- 「〇月〇日にこういうイベントやりました」→ 写真やSNS投稿で確認できる
こういう客観的に検証可能な情報を積み重ねてると、嘘がつけなくなるんですよ。
継続して発信してたら、矛盾が出る。過去の記事と辻褄が合わなくなる。数字が変わる。
AI時代だからこそ、「この人、本当にやってるな」って検証できる情報を出してるかどうか。ここが全てなんです。
嘘やコピペ記事が淘汰される
で、もう一つ重要なのが、嘘やコピペ記事は、これから一瞬で淘汰されるってこと。
だって、AIが同じことできるんですもん。しかも数秒で。
ネット上の情報をつぎはぎしただけの記事なら、ユーザーからしたら「この記事読まなくても、ChatGPTに聞けば同じ情報出てくるよね」ってなるわけです。わざわざサイトに来る理由がない。
架空の体験談も同じ。SNSとかでよく見るじゃないですか。「起業して6ヶ月で月収500万超えました!」みたいなの。
で、証拠は?計測できるものは?って聞くと、何もない。
まあ、SNSだと通用する面もあるんでしょうけど、ちゃんとしたビジネスやってる人からしたら「それ、本当?」ってなりますよね。
でも、検証可能な情報を出してないと、信頼されないんですよ。
- 具体的な日付やデータがない
- 写真や証拠がない
- 過去の記事との一貫性がない
- SNSでも同じこと言ってない
- 開業年や実績が曖昧
こういう記事、読者は「なんか怪しいな」って感じるんですよね。
だから生き残るのは、本物だけ。
- 検証可能な事実を積み重ねてる
- 継続的に発信してる(矛盾が出ない)
- 写真や数字などの裏付けがある
- 著者の顔が見える
こういうのがあるかどうか。ここで差がつくんですよ。
じゃあ、僕たちは何をすればいいのか

読者のことを本気で考える
まず、一番大事なこと。
この記事は、読者の役に立ってるか?
キーワードがどうとか、検索順位がどうとか、その前に考えるべきことがあるんですよ。
読者はどんな人なのか。何を求めてこの記事に来たのか。どんな悩みを持ってるのか。この記事を読んで、その悩みは解決するのか。
これ、基本中の基本なんですけど、SEOテクニックに走ると忘れがちなんですよね。
AIは検索意図を理解します。つまり、「この人が本当に求めてる情報は何か」を判断するんですよ。
だから、読者のことを考え抜いて、本当に役立つ情報を書く。これが全ての出発点。
自分の経験と専門性を活かす(読者のために)
で、読者の役に立つコンテンツって何か。
あなたの経験と専門性を、読者のために出す。
Room8なら、コワーキング運営の実体験。あなたなら、あなたの分野での専門知識や経験。
ただし、「僕はこんなにすごいんです」って自慢するためじゃなくて、読者の悩みを解決するために書く。ここ、めちゃくちゃ重要。
例えば:
- 読者が「コワーキングスペースの選び方」で悩んでる
- → 実際に運営してる僕だからこそ知ってる、選び方のポイントを書く
- → 失敗例、成功例、お客さんからの声も入れる
- → その上で、検証可能な情報(開業年、検索順位、具体的な日付など)を混ぜる
これ、全部コンテンツになります。
コンテンツありき、なんですよ。
まず読者のことを考えて、役立つ情報を書く。その上で、E-E-A-Tを意識して、検証可能な事実を混ぜる。
順序を間違えない。SEOテクニックから入らない。読者から入る。
構造化とわかりやすさは維持
ただし、技術的な最適化は必要ですよ。
見出しを明確にする。 H2、H3で情報を整理して、読者が目次を見ただけで内容がわかるようにする。これ、AIも理解しやすいし、読者にとっても読みやすい。
FAQ形式を活用する。 「よくある質問」をQ&A形式でまとめると、AI検索で引用されやすい。しかもユーザーにとっても読みやすい。
構造化データを使う。 JSON-LDとかで、記事の情報を機械が読み取りやすい形式にする。これ、AI Overviewに表示されるためには重要です。
ただ、これは「技術的な土台」であって、メインじゃない。あくまでコンテンツの質が最優先。技術はそれをサポートするもの、って位置づけですね。
あと、キーワードを意識的に詰め込む必要はないです。読者のことを考えて、自然な文章を書けば、必要なキーワードは自然に入りますから。
検索意図を深く理解して、本当に役立つ情報を書く。これがAI時代のSEOなんですよ。
まとめ
さて、ここまで長々と書いてきましたけど、まとめます。
1. AIは検索エンジンを参照してる → SEOは必要
ChatGPTもPerplexityも、結局は検索エンジンのインデックスを使ってます。SEOに現れない情報を、AIが紹介することはほぼない。だから「SEO不要」ってのは間違い。
2. でも従来の小手先SEOは終わり
キーワード詰め込み、被リンク買い、検索意図を無視したキーワード拡張。こういうのは全部終わります。AIは文脈を理解するから、小手先のテクニックは通用しない。
3. AI時代は「本物」が問われる
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重要。特に「Experience(経験)」。でも、AIも人間も嘘は書ける。だから検証可能な事実(日付、数字、実績)を積み重ねてるかどうかで本物が証明される。
4. 検証可能な事実を出す
あなたが現場で見てきたこと、経験したこと、それがコンテンツになります。ただし客観的に確認できる情報(開業年、検索順位、実績、日付、写真など)を混ぜる。検証可能な事実を積み重ねると、嘘がつけなくなる。
次のアクション、これだけ覚えといてください。
- 自分の専門分野で、実体験を検証可能な形で書く
- キーワードより、検索意図を深く考える
- 客観的な事実(日付、数字、実績)を混ぜる
- 小手先のテクニックに頼らない
で、最後に一つだけ。
SEOは死なない。ただ、嘘つきとコピペが淘汰されるだけ。
キーワード詰め込んで、中身のない記事で上位取ろうとしてた人たち。ネットから情報集めてつぎはぎしてただけの人たち。架空の体験談や誇張した実績で誤魔化してた人たち。
こういう人たちは終わります。検証されたら終わり。
でも、検証可能な事実を積み重ねて、誠実に、継続的に情報を提供してきた人たちは、むしろ報われる時代になる。
AI時代って、本物が評価される時代じゃないですか。
僕はそう思ってます。
これからも、Room8での経験や気づきを、このブログで発信していきますね。また読んでください!
