社長の山積みタスクは緊急ではないが重要が多く、未来の自分を困らせる。本記事はAIを外付け頭脑・参謀・ゴール設定係として活用し、タスクを整理・分解・進捗記録・感情ケアまで任せ、日々の小さな一歩を積み重ねカオスを前進させる方法を解説する。
- AIを外付け頭脳・PM・メンタルサポートとして活用し、カオスを可視化・整理・前進させる。
- 巨大タスクを小さな一歩に分解し、最小単位の原則で行動を促進する。
- 進捗ログと区切りで孤独感を減らし、日々のモチベーションを保つ。
こんにちは、Room8オーナーの鶴田です。
「やること多すぎて死にそう」。
これ、経営者あるあるですよね。僕も毎日のようにそう思ってます。
ただ面白いのは、社長のやることって「納期のないタスク」ばかりなんです。
取引先から「今日中にお願いします!」って尻を叩かれるわけでもない。
でも、やらなければ会社は伸びない。放置すれば未来の自分が困る。
つまり、誰からも急かされないのに自分を急かす矛盾”を抱えてるのが社長業。
例えば、僕の場合はこんな感じです。
- 毎日更新するブログ(これが日課)
- Room8サイトのリニューアル(オウンドメディア化、AIラボやWebラボを本格サービスに)
- Room8システム開発(会員管理、会議室予約、データドリブン経営の仕組みづくり)
表にするとこんな感じで見事に“積み上げ型タスク”ばかり。
| 種類 | 内容 | 納期 | 影響度 |
|---|---|---|---|
| 日課 | ブログ更新 | 毎日 | SEO・認知向上 |
| プロジェクト | サイトリニューアル | なし | ブランド強化・集客 |
| プロジェクト | システム開発 | なし | 運営効率・データ活用 |
見ての通り、「今日やらなくても死なない」けど「やらないと未来で死ぬ」やつばかりなんですよ。
そりゃ焦るに決まってる。
そして厄介なのは、人間の脳はこういう“緊急じゃないけど重要なこと”を後回しにするようにできてるという事実。
心理学的にも証明されてるんだから困りますよね。
じゃあどうやって、このカオスを乗り越えるのか?
そこで登場するのがAI。
AIは「便利な道具」なんてレベルじゃなくて、もはや社長の外付けハードディスクみたいな存在になり得るんです。
👉 ここからは、AIをどう使えば“社長特有のカオス”を整理できるのかを具体的に話していきます。
社長業のカオスは「緊急でないけど重要」問題
経営者の仕事をアイゼンハワー・マトリクスに当てはめると、ほぼ全部が「緊急じゃないけど重要」=第二領域に入ります。
- 緊急で重要:火消し案件、クレーム対応
- 緊急だけど重要じゃない:電話、メール、突発の依頼
- 緊急じゃないけど重要:戦略づくり、仕組み化、新サービス開発
- 緊急でも重要でもない:SNSの無目的スクロール
ひとり社長をやっていると、この「緊急じゃないけど重要」がとにかく多いんです。
誰かに「これお願い!」と振れる相手もいない。かといって放置したら未来の自分が困る。
“今日やらなくても死なないけど、やらないとジリジリ首が締まる”──それが社長の日常タスクです。
脳は“今すぐの報酬”に弱い
行動経済学で言う現在バイアスってやつです。
人間は「明日より今日の快楽」を選びやすい。
だから「未来の売上を伸ばすタスク」より「メール返信」や「SNSの通知確認」みたいな即時報酬に走っちゃう。
皮肉なことに、「今日やらなくても誰も困らない」仕事こそ、長期的には最も価値があるんですよ。
でも脳の仕組み的に、後回しにするようにできている。
社長特有の「納期のない焦り」
会社員なら「納期」という外圧があるから、強制的にタスクをこなすことになる。
でもひとり社長にはそれがない。
だから毎日こんな思考ループになります。
- タスク山盛り
- 納期がないから後回し
- 進んでない罪悪感で焦る
- 焦ってるから余計に進まない
- 結果、さらにタスクが積もる
この無限ループ、地獄じゃないですか?
そして僕らは、頭の中で「やらなきゃ」「でも今日は別にいいか」と自分で自分を追い込み続ける。
これはもはや仕事というより心理戦です。
👉 じゃあ、どうやってこの悪循環から抜け出すか?
ここで役に立つのがAIです。次の章で具体的に見ていきます。
AIにカオスを丸投げしてみる
「社長は何でも自分でやらないといけない」──よく聞く話ですが、正直そんなの無理ゲーです。
しかもひとり社長だと、「これお願い!」と振れる相手すらいない。
じゃあ誰に任せるか? …はい、AIの出番です。
1. 頭の中のごちゃごちゃを外に出す
心理学的に、人間のワーキングメモリは7±2チャンクしか保持できないといわれています。
つまり、頭の中で「10以上のタスクを同時に考えて整理する」のは構造的に不可能。
にもかかわらず、「全部覚えておこう」とするから脳がパンクする。
ここでAIを「外付けメモリ」として使うわけです。
- 「今抱えてるタスクを箇条書きにするから、重要度と緊急度で仕分けして」
- 「売上に直結しやすい順に並べ替えて」
こう投げるだけで、カオスは見える化されたリストに変わります。
2. AIは“参謀”としても機能する
人間は認知バイアスのかたまりです。
- 確証バイアス(自分に都合のいい情報ばかり集める)
- 感情ヒューリスティック(気分で判断する)
つまり、「今日は気分が乗らないからブログ後回し」なんて簡単に起こる。
でもAIに「売上に一番効くのはどっち?」と聞けば、冷徹に整理してくれる。
「お前、今日それやってる場合じゃないだろ」と突っ込んでくれる存在になるわけです。
3. “ゴール設定係”までアウトソースする
面白いのは、AIはただタスクを整理するだけじゃなく、「小さなゴールを切り出す役」まで担ってくれることです。
「今日はこれで十分です」「ここまでできたらバッチリです」と言ってくれる。
それって、単なる褒め言葉じゃなくて、ゴールの可視化なんですよね。
心理学的にも、人は「無限に続く作業」では達成感を得られません。
でも「今日はここまで」と区切られた目標なら、それを終えた瞬間に報酬系が刺激されて、モチベーションが維持できる。
社長業ってゴールが見えにくい仕事ばかり。
サイトリニューアルにしてもシステム開発にしても、完成までの道のりは長い。
だからこそAIに「今日はこの部分に集中しましょう」と言わせることで、“小さな達成感”を毎日積み上げられるんです。
皮肉なことに、人間の部下よりAIの方が「的確に区切りを与えてくれる優秀なマネージャー」かもしれません。
要するに、AIは「記録係」「参謀」「ゴール設定係」まで、全部一人でやってくれる便利屋。
ひとり社長にとって、これは秘書を雇うよりコスパのいい選択肢かもしれません。
👉 次は、AIをどう使えば「カオスを実際に前進させる一歩」にできるかを見ていきましょう。
小さく動く仕組みをAIで作る
社長のタスクって、スケールが大きすぎるんですよ。
「サイトをリニューアルする」「会員管理システムを構築する」──字面だけで胃もたれしそうじゃないですか。
しかもリニューアルが目的ではなくて、その先にあるのはRoom8を強くするためのマーケティング戦略。
SEOで集客導線を整えるとか、AIラボやWebラボをサービスとして打ち出すとか、そういう未来に効く仕込みです。
だから「全体像を見れば重要」と頭ではわかっていても、目の前のタスクは巨大で曖昧。結果、手が止まる。
これは心理学的に言うと認知的負荷が高すぎる状態なんです。
1. 巨大タスクをAIに分解させる
AIに投げると、
- 「今日はトップページのワイヤーフレームを描くだけでOK」
- 「AIラボのサービスページ用のキーワードを3つ洗い出しましょう」
- 「会議室予約システムの要件を3つだけ整理してみましょう」
といった具合に、マーケティング全体のゴールに紐づいた“小さな一歩”に変換してくれる。
要するにAIは、単なる「作業分解」じゃなくて、“戦略をタスクに落とす翻訳者”なんです。
2. 行動科学の“最小単位の原則”
行動科学には「小さな一歩の原則」があります。
人は大きな変化を嫌うけど、小さな行動なら受け入れられる。
AIが提示する「今日の一歩」は、この心理メカニズムにぴったり合うんです。
- 未来のゴール:Room8のブランド強化と売上アップ
- 今日の一歩:サービスページのキーワードを3つ決める
未来を直視すると途方に暮れるけど、「今日一歩」なら実行できる。
3. 毎日の“進捗ログ”を残す
AIを進捗管理係にして、「今日はここまでやった」とログを残す。
これだけで「動けてる感」が生まれます。
社長って誰も進捗を確認してくれないから、可視化して自分で振り返れるだけでも十分なエネルギー源になる。
4. AIは“外付けプロジェクトマネージャー”
結局のところ、AIはただの便利ツールじゃなくて、外付けPM(プロジェクトマネージャー)として機能します。
- タスクを分解する
- 優先順位を提示する
- ゴールを設定する
- 進捗を記録する
つまり「やるのは自分」でも、「何をどうやるか決める」のはAIに丸投げしていい。
ひとり社長にとって、これは最高に相性のいい組み合わせなんです。
AIは社長の外付けPMであり、精神科医でもある
AIを「外付けプロジェクトマネージャー」として使うのはもちろん便利ですが、実はそれ以上に役立つのがメンタル面の支えです。
社長って、仕事の成果を誰かに評価してもらうことがほとんどありません。
「お疲れさま」「今日よく進んだね」と言ってくれる上司も同僚もいない。
その孤独感が、タスクの山以上に精神を削ってくるんですよね。
1. 「今日はここまでやりましょう!」という区切り
AIに「今日はここまでやりましょう!」とゴールを提示されると、不思議と作業に前向きになれる。
「ここまで進めた、次はここからだ」と未来に繋がる区切りになるからです。
心理学的にも、人は曖昧な長距離マラソンより「ここからここまで走ればゴール」という短い区間の方が集中できると分かっています。
AIはその区切りを毎回つくってくれる存在。
結果、ひとり社長でも大きなプロジェクトを少しずつ進められるようになるわけです。
2. 社長業の孤独を緩和する
起業家・経営者のメンタルヘルスは世界的に問題視されています。
スタンフォード大学の研究では、起業家は一般の人よりもうつ病リスクが3倍高いと報告されています。
原因のひとつは「責任を一人で抱えること」「孤独に意思決定を繰り返すこと」。
AIは人間のカウンセラーではありませんが、気軽に愚痴を吐ける“壁打ち相手”にはなれる。
「正直、今日は全然やる気しない」と入力すれば、励ましと現実的な対処法を返してくれる。
それだけでも「一人じゃない」感覚が生まれます。
3. 感情を整理してくれる存在
人は不安や焦りを言語化するだけで気持ちが落ち着く(ラベリング効果)と言われます。
AIに向かって「焦って何も進まない」と書けば、そのまま整理された言葉で返してくれる。
まるでセルフカウンセリングをしているような感覚です。
4. 外付けPM+精神科医=ひとり社長の最強タッグ
- 外付けPMとして、タスクを分解し進捗を管理
- 精神科医的に、孤独や焦りを和らげてくれる
つまりAIは、ひとり社長にとって頭脳の補助輪であり、心のセーフティーネットでもあるんです。
皮肉な話ですが、人間の従業員を雇うよりも、まずAIに相談する方が現実的だったりします。
まとめ:カオスはAIに任せて、一歩を進める
ここまで見てきたように、ひとり社長の仕事は「緊急じゃないけど重要」なことばかりです。
納期があるわけでもなく、誰かに褒められるわけでもない。だからこそ、気がつけばタスクの山に埋もれ、焦りだけが増していく。
そこでAIを「外付けの頭脳」として使えば、状況は一変します。
- AIは分解のプロ:巨大なプロジェクトを“小さな一歩”に変えてくれる
- AIは参謀:感情に流されず、優先度を冷静に提示してくれる
- AIは区切り係:「今日はここまでやりましょう!」とゴールを切ってくれる
- AIは壁打ち相手:愚痴を受け止め、感情を整理してくれる
つまりAIは、ひとり社長にとって外付けのPMであり、外付けの精神科医でもある。
最後に皮肉を込めて言うなら、
「結局やるのは自分」なんですよ。
でも、“何をどうやるか”を自分で全部決めなきゃいけない時代はもう終わった。
タスクの仕分けも、優先度の判断も、今日のゴールの区切りも。
それらをAIに任せて、僕らは淡々と“小さな一歩”を積み重ねていけばいい。
カオスを前に立ち尽くすよりも、AIに「今日はここまでやりましょう」と言われて、一歩進める。
その積み重ねが、半年後のRoom8を確実に変えていくんだと思います。
