Gammaを実際に使ってみて分かった、AIプレゼンツールの本当のところ

概要

Gammaはテキストを自動配置して見栄えを整える効率化ツールだが、ゼロからの創造や細部の微調整には弱い。日本向けにはカスタムテンプレートで海外デザインを抑えつつブランド対応を整えるのがコツ。月次報告など定型資料の初稿作成に最適。

  • 8割完成を10秒で実現する効率化ツール。創造性や細部調整は苦手。
  • 日本市場向けにはカスタムテンプレートで海外デザインを抑え、ブランド調整が鍵。
  • 月次報告・初稿・社内資料などの定型資料に最適。細部は他ツール併用が推奨。

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!

最近、AIを使ったプレゼンテーション作成ツール「Gamma」がやたらと話題になってますよね。「革命的」だの「パラダイムシフト」だの、なんだか大仰な言葉が踊ってる記事をよく見かけます。

で、僕も気になって実際に触ってみたんですが…正直、リサーチ記事で読んだ印象と、実際に使った感覚にけっこうなギャップがありまして。

「AIがプレゼンテーション作成を民主化する!」みたいな話を読んでると、まるで魔法のツールみたいに思えるじゃないですか。でも実際使ってみると「あー、これはテンプレートに自動配置してくれる便利ツールだな」という、もうちょっと冷静な印象でした。

べつにディスってるわけじゃないですよ。むしろ「期待値を正しく設定すれば、めちゃくちゃ使えるじゃん」という発見があったので、今日はそのリアルな感想をシェアしたいと思います。

Room8でも最近、「AIで資料作成を効率化したい」という相談が増えてるんですが、みなさんツールに対する期待がちょっと盛りすぎな気がしてて。現実的な活用法を知ってもらえれば、きっと役立つはずです。

実際に使ってみた率直な感想:「テンプレートに自動配置」が正解

Gammaを使ってみて、一番最初に思ったのは「これはデザインAIじゃなくて、賢い自動配置ツールだな」ということでした。

Gammaがやってくれること:

  • テキストを渡すと、いい感じのテンプレートに自動で配置
  • フォント、配色、レイアウトを統一
  • 画像も含めて、全部セットで一気に完成

Gammaがやってくれないこと:

  • ゼロからオリジナルデザインを創造
  • 日本人好みの繊細な色使い
  • あなたの会社のブランドを理解した提案

つまり、「PowerPointで1時間かかってた作業が、1分で終わる」のは間違いないんです。でもそれって「革命」というより「効率化」ですよね。

秒速完成の威力は本物だった

ただし、この「秒速でそれっぽいスライドができる」威力は、正直すごいです。

試しに会社紹介の資料を作ってみたんですが、テキストを貼り付けて10秒後には、もう見栄えのするスライドが完成してました。これをCanvaでやろうとしたら、テンプレート選んで、写真探して、文字入れて…と、最低でも30分はかかります。

特にこんな人には刺さると思います:

  • 月次報告とか、定型的な資料をよく作る
  • デザインセンスに自信がない
  • とにかく時間がない

逆に言うと、「毎回オリジナリティ溢れる資料を作りたい」人には物足りないかもしれません。

リサーチ記事 vs 現実のギャップが面白すぎる件

Gammaについて調べてると、なんかもう「プレゼンテーション界の救世主」みたいな書かれ方してる記事が多いんですよね。

よく見かける表現:

  • 「革命的なAI技術」
  • 「プレゼンテーション作成の民主化」
  • 「デザインスキル不要で高品質」
  • 「従来ツールとのパラダイムシフト」

でも実際使ってみると、「まあ、便利な自動化ツールだよね」という、もっと地に足ついた感想になります。

別にこれ、Gammaが悪いって話じゃないんです。むしろ期待値がインフレしすぎなんだと思うんですよね。「AIが全部やってくれる魔法のツール」みたいに思っちゃうと、実際使ったときに「あれ?」ってなる。

でも「テンプレートへの自動配置ツール」だと思って使えば、めちゃくちゃ優秀です。

細かいデザインを求めると、結局大変という現実

ただし、ここで注意点があります。Gammaで「Canvaレベルの細かいデザイン調整」をやろうとすると、逆に大変なんですよね。

Gammaの強みは「テキストを渡したら、いい感じに仕上げてくれる」ことです。でも逆に言うと、「ここの余白をもう3px調整したい」とか、「この画像をもうちょっと右に寄せたい」みたいな細かい調整は、かなり面倒。

結局こういう使い分けになります:

  • サクッと資料作りたい → Gamma一択
  • 細部までこだわりたい → 最初からCanvaやPowerPoint
  • 時間かけてでも完璧にしたい → Gammaで土台作って、別ツールで仕上げ

つまり、Gammaは「8割の完成度を10秒で」を実現するツールで、残り2割を詰めようとすると途端に効率が悪くなる印象です。

日本での使いこなしポイント:テンプレートの「海外っぽさ」問題

で、実際に使ってみて気になったのが、テンプレートのデザインが「いかにも海外」だということ。

Gammaのデフォルトテンプレート:

  • カラフルで主張強め
  • アメリカ的な「パキッとした」配色
  • 余白の使い方が詰め込み気味
  • 全体的に「元気!」って感じ

日本人が好みそうなデザイン:

  • 彩度を抑えた、落ち着いた色合い
  • 余白を効かせたミニマルなレイアウト
  • 「控えめだけど品がある」印象
  • 無印良品っぽい「引き算」の美学

例えば、Gammaでよく使われる色も、ビビッドなピンクだと「プリキュアっぽい」って思われちゃうんですよね(笑)。でも深みのある濃い紫なら、日本のビジネスシーンでも全然使える。

ピンクも同じで、ショッキングピンクは避けて、桜のような淡いピンクやグレーがかったくすみピンクの方が、日本人には受け入れられやすい。

カスタムテンプレート機能が救世主

幸い、Gammaにはカスタムテンプレート機能があるんです。これを使って:

日本仕様にカスタマイズするポイント:

  • 彩度を全体的に下げる
  • フォントサイズをもう少し小さく(日本語は情報密度が高いから)
  • 余白をもっと効かせる
  • アクセントカラーは1色だけに絞る
  • 企業のブランドカラーやロゴを組み込む

これをやるだけで、「海外ツールっぽさ」がだいぶ和らいで、日本のクライアントにも使いやすくなります。

Room8でも「Gammaを試したけど、なんかデザインが派手すぎて…」という相談があったんですが、カスタムテンプレートで調整したら「これなら使える!」って変わりました。

結局、期待値を正しく設定すれば普通に使える

最後にまとめると、Gammaって「使える・使えない」の判断を間違えやすいツールだと思うんです。

こんな期待で使うと失敗します:

  • AIが魔法のように完璧な資料を作ってくれる
  • デザイナー並みのオリジナリティを求める
  • 細部まで完璧にコントロールしたい

こんな期待なら大成功します:

  • 定型的な資料作成を爆速化したい
  • そこそこの見た目で十分
  • テンプレートのカスタマイズは面倒じゃない

つまり、「完璧を求めるツール」じゃなくて「効率化ツール」として使うのが正解。

Room8でAI相談を受けてて思うのは、みなさん新しいツールに対して「何でもできる万能ツール」を期待しすぎなんですよね。でもそんなツールは存在しないし、Gammaも例外じゃない。

ただし、適材適所で使えば間違いなく強力です。特に:

  • 月次報告
  • 企画提案の初稿
  • 社内勉強会資料
  • プロトタイプ的なプレゼン

こういう用途なら、Gammaの「8割完成を10秒で」の威力を存分に発揮できると思います。


というわけで、リサーチ記事の「革命的!」みたいな表現に踊らされず、現実的な期待値でGammaと付き合うのがおすすめです。そうすれば、きっと「あ、これ便利じゃん」って思えるはず。

春日井の片隅から、AIツールのリアルをお届けしました。何か質問があれば、Room8で直接聞いてくださいね!

よくある質問

GammaはどのようなAIプレゼンツールですか?

テキストを入力すると自動でテンプレートへ配置し、フォント・配色・レイアウトを統一してスライドを作成します。ゼロからのオリジナルデザインは難しいですが、効率的に見栄えのするスライドを作成できます。

Gammaを使うメリットは何ですか?

プレゼン資料作成の時間を大幅に短縮でき、特に定型的な資料やデザインセンスに自信がない場合に有効。秒速完成の威力を実感でき、10秒程度で見栄えのするスライドができることもあります。

どんな人に向いていますか?

月次報告などの定型資料を頻繁に作る人、デザインセンスに自信がない人、時間をとにかく節約したい人に向く。オリジナル性を重視する人には物足りない可能性がある。

テンプレートの注意点と、日本向け活用のコツは?

テンプレートは海外風デザインが多いため、日本のビジネスに適した見せ方にするには日本仕様のカスタムテンプレートが有効。彩度を下げる、余白を増やす、フォントを小さくする、アクセントカラーを1色に絞る、ブランドカラーを組み込むといった調整が有効。必要に応じてCanvaやPowerPointと併用して細部を仕上げると良い。

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

このブログでは、AI・IT・マーケ・補助金 など、起業に役立つ情報を発信していきます。AIを武器にしたい人、ぜひRoom8に遊びに来てください!