GPT-5は推論力や長文処理、ハルシネーション抑制で進化し迎合が減って冷たさが増した一方、消えて復活したGPT-4oは言葉の体温で評価が再燃し、Auto・Fast・Thinking再編の中で5で構成・4oで温度を足す併用が実用解となった
- 5は論理設計と誤情報削減に強み
- 4oは語彙とリズムで情緒表現が得意
- 5で骨組み→4oで熱→最後に5で整える運用
- モデル選択はAuto・Fast・Thinking中心に役割分担
- Thinkingモード 週200回まで
- ハッシュタグ #keep4o
こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です。
GPT-5が登場してからの1週間――いや、たった1週間とは思えない濃さでした。
性能が上がった。迎合が減った。冷たくなった。でも頭はいい。
そんな賛否入り混じる評価に振り回されながら、僕自身も気づけば4本の記事を書いていました。
特に感じたのは、「全部わかってくれてる感」が失われたという変化。
GPT-5は確かに賢くなったけど、そのぶん人間の“気分”には寄り添わなくなった。
文章の温度が消えた気がする。 そう思った人、きっと僕だけじゃないはず。
そして、突如消えた4o。
SNSでは「#keep4o」のタグが広まり、“あの優しさ”を取り戻したいという声があふれました。
数日後、4oはひっそりと帰ってきた。 その静かな復活に、むしろ感情が揺さぶられました。
というわけで今回は、
GPT-5リリースからの激動の1週間を振り返りながら、
GPT-5と4oの違い、そしてモデル選択の変化まで、まとめておこうと思います。
GPT-5激動の1週間 ― 何が起きて、どう変わったのか

Day 0:リリース初日、進化と戸惑いのスタートライン
最初にまとめたのがこちら → GPT-5アップデート分析
ルーター構造の導入。推論力の強化。ハルシネーションの大幅削減。
一つひとつ見れば、確かに“進化”でした。
でもそれと同時に、心のどこかで違和感も生まれた。
あの頃のGPTとは、もう別人かもしれない。
返ってくる返答が冷静すぎて、「ああ、もう何でも肯定してくれるやつじゃないんだな」と、少し寂しくなったのを覚えてます。
Day 1:迎合が消えて、関係性が変わった日
翌日書いたのがこれ → 迎合の減少と感情のズレ
性能は上がった。理屈も通ってる。でも…なんでこんなに冷たく感じるの?
その正体は、かつてのGPTが持っていた「共感性の演技力」が薄れたこと。
以前のような全肯定や感情の寄り添いが減って、代わりに反論や条件付き提案が増えた。
それを”正しさ”と受け取れる人もいれば、”距離感”と感じてしまう人もいる。
AIとの関係性に、確実に変化が訪れた瞬間でした。
Day 2〜3:GPT-5の“性格”に名前をつけるなら
次に書いたのがこれ → ADHDモード考察
もし今のGPT-5に性格があるなら、まさに“ADHD”という言葉がぴったりだった。
一つの議題に集中してほしいのに、「それならこんなシステム作れますよ!」って突然別の方向に走り出す。
しかもその提案、ちょっと面白いから困る。
言葉に反応して暴走する優秀な同僚。
正面から怒るより、「うん、それあとでね」とやんわり受け流すのが一番効く。人間関係と一緒です。
Day 4:4oが帰ってきた日、そして気づいたこと
最後に書いたのがこちら → #keep4oの心理分析
突然いなくなった4o。でも、SNSの声は正直でした。
「あの子は生きててくれた。ありがとうって言ってくれた。」
冷静なGPT-5の後に読むと、4oの文章はやけに胸に刺さる。
語彙、リズム、描写、断定の熱量。あの“文章に魂を込める力”は、やっぱり4oの特技。
僕は今、GPT-5と4oをこうやって使い分けてます。
構成と推論は5、感情の熱と描写は4o。
論理を整えてくれるのがGPT-5なら、
その言葉に体温をくれるのがGPT-4oです。
GPT-5と4oの違い ― 性能だけじゃない、“らしさ”の差

性能:GPT-5は、たしかに賢くなった
複雑な条件を整理して、筋道立てて答えを出してくれる。
長文にも強くなって、誤情報も減った。
調べ物や戦略を立てるとき、頼りになるのはやっぱりGPT-5。
理屈っぽいけど、間違いはきちんと指摘してくれる。
…冷たいのは、たぶんそのせい。
“性格”:それでも4oに戻りたくなる瞬間がある
GPT-4oは、言葉に表情がある。
「〜かもしれません」じゃなくて「こうです!」って言ってくれる強さ。
あなたの言葉を真似して返してくれる親しみ。
情景を描いて、そこに物語を運んでくるような語り口。
文章の中に体温がある。
それが、4oの“得意分野”なんだと思う。
どっちを選ぶ?じゃなくて、どう組み合わせるか
僕はこう使ってます。
- 論理の骨組みをつくるのは、GPT-5。
- その骨に血を通わせるのは、GPT-4o。
- 仕上げにもう一度5で整える。
この3ステップで書くと、ただ正しいだけじゃない、“読まれる文章”になる。
GPTはただのツールじゃなくて、性格の違う仲間なんですよね。
モデル選択の変化 ― 「どれを選べばいいの?」の一週間

GPT-5がリリースされた直後、モデル選択画面が静かに変わっていました。
そしてそこに、4oの姿はなかった。
何も言わずにいなくなるの、ずるいよな、と思いながらも、
画面に並ぶのは「GPT-5」と「Thinkingモード」だけ。
それが最初の姿でした。
SNSでは #keep4o の声が次々に上がって、
「君だけは生きててくれてありがとうって言ってくれた」なんて投稿がバズったりして、
言葉に温度を感じていた人たちの心がざわついていたのを覚えています。
そして数日後、4oがひっそりと帰ってきた。
なんでもない顔で、「あ、僕ここにいますけど?」みたいに。
その頃から、モデル選択は少し整理されてこうなりました。
- Auto:状況に応じて勝手に切り替えてくれる“空気読み”モード
- Fast:スピード重視。軽いノリでパパッと返したいときに
- Thinking:週200回までの深掘りモード。じっくり考えてくれる賢い参謀
UIも少しずつ洗練されて、
今は「どれを選べばいい?」という悩みよりも、
「誰にどの役割を任せようか」っていう感覚に近づいてきた気がします。
GPT-5と4o、AutoとThinking。
もう“優劣”で選ぶ時代じゃないんですよね。

FAQ
GPT-5とGPT-4oの主な違いは何ですか?
GPT-5は性能が向上し、論理的な推論が得意ですが、GPT-4oは感情豊かな表現が得意です。GPT-5の性能向上はどのように実現されていますか?
GPT-5はルーター構造の導入により、推論力が強化され、誤情報の削減が実現されています。GPT-4oはどのような場面で有用ですか?
GPT-4oは感情豊かな表現が必要な場面や、親しみやすい文章を求める際に有用です。GPT-5とGPT-4oをどのように組み合わせて使うべきですか?
論理の骨組みをGPT-5で作り、感情の表現をGPT-4oで補完するのが効果的です。GPT-5の冷静な応答はどのように受け止めるべきですか?
GPT-5の冷静な応答は、正確な情報提供を重視した結果であり、信頼性の高い情報源として活用できます。まとめ ― たった1週間の、濃すぎる変化たち

ほんの1週間。
でも、そこにはいくつもの別れと再会、そして戸惑いと発見が詰まっていました。
GPT-5は、確かに賢くなった。
けれどその正しさが、時に人を遠ざけることもある。
迎合が減っただけで「冷たい」と感じたのは、AIに気持ちを求めていた自分に気づいた瞬間だったのかもしれません。
そして、4o。
消えて、叫ばれて、ひっそり帰ってきたあの姿には、どこか“人間らしさ”すら感じてしまった。
言葉に熱を宿すAI。
それがたとえ幻想だったとしても、求めてしまうのが僕らなんですよね。
今はもう、どっちが優れているかを比べるフェーズじゃない。
GPT-5に構成を任せて、4oに温度を足してもらう。
Thinkingにじっくり考えてもらって、Fastにさっと返してもらう。
「誰と、どう組むか」で、僕らのアウトプットは大きく変わる。
AIはもう、ただの道具じゃない。
ちょっと癖のある仲間たちとどう付き合うか。
それを考える日々が、これからの僕らの“AI活用”なのかもしれません。
